どうも!DTM初心者のma-musi9です!
音楽制作を始めたばかりのDTM初心者にとって
パンニングは非常に重要な要素です。
パンニングを理解し、効果的に活用することで
あなたの音楽に立体感や深みを持たせることができます。
本記事では、パンニングの基本から具体的な使い方
実践的なテクニックまで詳しく解説します。
DTM用語のパンニングってなに?
これにより、音楽に空間的な広がりを与え
リスナーによりリアルな音体験を提供します。
ステレオイメージの理解
パンニングを理解するためには
まずステレオイメージについて知っておく必要があります。
音楽は通常、左右のスピーカーから出力されるため
音源の位置を左右に配置することで
聴き手に方向感を与えます。
- センター ボーカルやメインの楽器は通常、中央に配置されます。
- 左右のパン サブメロディやサポートする楽器を左右に振り分けることで
音に厚みを持たせます。「ギター、ピアノなど」
DTMのパンニングの基本テクニック
パンニングには絶対というモノはないのですが
基本的な使われ方として!
メイン音源を中央に配置「ボーカル、ベース、ドラム」など
リズム隊もセンターで鳴らすことが多いですよ
これにより、聴き手はその音源に集中しやすくなります。
パンニングの実践方法として
- DAWのトラック設定で、音源のパンを0%(中央)に設定します
サブ音源を左右に振り分ける「ギター、ピアノ」など
メイン音源以外の楽器は
左右にパンを設定してバランスを取ります。
左右に振るパンニングの実践方法として
- ピアノやシンセサイザーなどのサブ音源を
左右のパンを±50%程度に設定します。
これにより、音の広がりが生まれます - ギターなどは同じ音源を2つ作って左右90%にして
使うものいいですね
ボーカルのハモリの配置
ボーカルや楽器のハーモニー部分を左右に振り分けることで
音に立体感を持たせることができます。
ボーカルのハモリのパンニングの実践方法
- メインボーカルに対するハーモニーを録音したら
左右のトラックに分けてパンを設定します。
たとえば左右に30%と設定してワイドに振ってあげると
音に広がりを与えます
DTM初心者のパンニング応用テクニック
リズム楽器の配置
ドラムやパーカッションをパンすることで
全体のリズム感が向上します。
リズム隊のパンニングの実践方法として
先ほどはリズム隊はセンターがおすすめと書きましたが
ドラムのスネア、ハイハット、などを微妙にパンニングする方法もあるんです
- キックドラムは中央、スネアは左10%、ハイハット左40%、
ライドシンバル右50%などに配置すると
よりダイナミックなリズムが生まれます
お好みの音になるように実践してみましょう
リバーブ、ディレイで空間感の演出
リバーブやディレイを使用した後の音源は
パンニングによってさらに空間的な広がりを持たせることができます。
リバーブを挿した後のパンニングの実践方法
- リバーブを適用した後、音源を少し左または右にパンします
これにより、リバーブのエフェクトが強調され
より自然な空間感を演出できます
効果音を配置したパンニング
よくある効果音「FXとも言う」を使うときに
シュワ~って音を使うとします
その時に右から左にパンニングしてみたり
その逆で左から右にパンニングするのもおすすめです
この技はオートメーション機能で書く方法で設定するのですが
すこし面倒くさいですよ
DTM初心者のパンニングの注意点
パンニングを効果的に使うためには
いくつかの注意点があります。
DTM初心者は過剰なパンニングに注意
パンニングを過剰に行うと、音が散漫になり
全体のバランスが崩れることがあります。
すべてセンターから鳴らしてしまうと音が喧嘩して
こもって聴こえてしまいますよ~
DTM初心者はモノラルとステレオの違いを理解する
モノラルは、音が1つのチャンネルで再生される形式です。
すべての音が同じ音量で、同じタイミングで再生されます。
★音が一方向から聞こえるため、位置感がありません。
★シンプルで、主にボイスや単一の楽器トラックに使用されます。
★音質はクリアですが、空間的な広がりは少ないです。
ステレオは、音が2つのチャンネル(左と右)で再生される形式です。
それぞれのチャンネルに異なる音が配置され
聴き手に音の広がりや奥行きを感じさせます。
★音源の位置を意識させることができ、リスナーは音が左右から聞こえていると感じます。
★バンドやオーケストラの録音、EDMなど、多くのジャンルで使用されます
★空間的な深みがあり、より没入感のある体験を提供できます
モノラル音源をパンする際には
左右のバランスが分かりにくい場合があります。
特に、モノラルトラックを無理にパンニングすると
音が薄くなることがありますので注意が必要です。
なので最初はモノラル音源はセンターでよいかもです
DTM初心者はミキシングとのバランスを調整しよう
パンニングだけでなく、ミキシング全体を通じて
バランスを取ることが重要です。
EQやコンプレッサーの設定と合わせて
音の配置を調整しましょう。
パンニングの具体的な制作例
では、実際にパンニングを活用した楽曲制作の具体例を見てみましょう。
パンニングには正解はないので
こういう方法もあるよって感じなので参考程度に!
歌物のJポップス制作のパンニングとは?
ボーカルの中央配置 メインボーカルを中央に配置します。
ギターのパンニング アコースティックギターを左に-50%、
エレキギターを右に+50%と設定します
ドラムの配置: キックを中央にシンバルとスネアを多少左に配置します
アンビエント音楽の制作のパンニングとは?
パッドの配置 シンセパッドを左右に広がるようにパンします。
環境音の追加 自然音を左右に振り分け、リアルな空間感を演出します。
メインのメロディ メインのメロディは
センターで鳴らした方が聴きやすいと思います
DTMでおすすめのDAW「音楽ソフトは!」Cubase
私はCubaseのアーティストを使っています
まとめ
いかがでしたでしょうか
DTM初心者にとって
パンニングは音楽制作において欠かせない技術です。
メイン音源を中央に配置し
サブ音源や効果音を左右に振り分けることで
音楽に立体感や深みを持たせることができます。
パンニングを効果的に活用することで
あなたの音楽は一層魅力的に仕上がるでしょう。
初めての曲作りや音楽制作に挑戦する際は
ぜひパンニングを意識してみてください。
Cubaseのお悩みは月岡さんの動画がおすすめですよ↓↓↓
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・パンニング?なにそれ?
・パンニング、正直自信ないなぁ……。という人のために作りました!https://t.co/O0A9t1DQbb#DTM #DTMer #DTMerと繋がりたい pic.twitter.com/W7bHMf23Wk
— 月岡彦穂 (Hikoho Tsukioka) (@htgvsinglive) January 5, 2023
私はDTMを始めたばかりのころパンニングを理解してなくて
すべての楽器をセンターから鳴らして音がこもりまくっていました……
音楽制作を楽しみながら
あなたのスタイルを見つけていきましょう!
あなたの作品が、多くの人に響くことを願っています