【DTM初心者におすすめ】アンビエント音楽の簡単な作り方

【DTM初心者におすすめ】アンビエント音楽の簡単な作り方 音楽制作

どうも!DTM初心者のma-musi9です!

今回は!私と同じDTM初心者の方に向けて
アンビエント音楽、環境音楽の簡単な作り方について書いてみようと思います!

環境音楽って言うくらいなので自然の音を音楽の中に
作曲している曲の中に混ぜて作っていきます

歌物の作曲をしている人には不思議な世界かもしれませんが
自然の音って落ち着きますし癒されますよ

という訳で
アンビエント音楽、環境音楽の簡単な作り方!
興味のある方は読んでみてくださいませ

アンビエント音楽の基本とは

アンビエント音楽の基本とは

アンビエント音楽は日常の騒音に埋もれることなく
静かな日常の空間を創出する音楽ジャンルです

環境音に包まれて疲れた心を癒してくださいませ

リスナーが音楽に没入し心地よい空間を演出するアンビエントの世界は
人々の健やかな暮らしに寄り添う特色があります

アンビエント音楽とは何か

アンビエント音楽とは!
通常のメロディやリズム、ハーモニーから一歩外れて
「環境」として成立する音の領域です

その特徴は穏やかでありながらも心に深く響く音響空間を構築する点にあります

このジャンルは静けさや平穏といった要素を重んじて
日常の喧噪から逃れたい人にとっての安らぎとなる音の風景を提供しています

音楽中心の要素ではなく感覚や感情に訴えかけ
周囲の環境と調和しながら存在するのがアンビエント音楽の大きな特徴でしょうな

アンビエント音楽の歴史と流れ

アンビエント音楽の歴史やその流れについて説明するには1970年代後半にさかのぼります

このジャンルのパイオニアであるブライアンイーノは「Music for Airports」などで有名ですが
彼の作品によってアンビエント音楽は広まりを見せました

環境音楽としての役割を担いながら聴く人々に
静寂や瞑想的な体験を提供するこの音楽スタイルは
次第に多くのアーティストたちによって色々な形で展開されていきました

新たなテクノロジーの発展と共にサンプルやシンセサイザーが使用されるようになり
電子音楽のアンビエントも誕生し多様な表現を見せています

有名なアンビエントミュージシャンと作品

アンビエント音楽界には数多くの有名なミュージシャンと彼らの作品が存在しています

例えばブライアンイーノは「Ambient 1:Music for Airports」で
このジャンルの先駆けとなり後進に多大な影響を与えました

また、その他にはアーティストのロバートリッチやスティーヴローチも
知られる存在で彼らの奏でる楽曲は深い没入感とリラクゼーションをもたらします

日本でも細野晴臣や久石譲などがアンビエント音楽に触れ
その独自の美学と音楽性を追求してきました

これらのアーティストによる作品は
今日の音楽シーンにおいても新たなインスピレーションを与え続けています

アンビエント音楽の制作ツール選び

アンビエント音楽の制作では
しっとりと包み込むようなサウンドをつくることが大切です

そのためには適切な制作ツールの選びが不可欠です

許される限りの柔軟性と操作感の良さがも鍵となってくるのです

今回は自分だけの音世界を表現するためのツール選びについてご紹介します

初心者におすすめのDAWソフトは?

DAWソフトウェアとはデジタルオーディオワークステーションのことで
音楽制作全般をこの上で行える便利な音楽ソフトです

初心者からプロまで幅広いニーズに応えうるものがありますが
まずは使いやすさを重視しましょう

例えば無償で遊びたいなら「GarageBand」がおすすめです

シンプルで直感的な操作が可能なので配列される音楽の層を追いやすく
アンビエント制作も作れます

だんだん様々な機能に慣れてきたらより多機能な「Cubase」や「Logic Pro 」などに
ステップアップしてもいいでしょう

私はCubaseを使っています
「多機能で使いやすくてお気に入りです」

アンビエント音楽に必要な音源とプラグインの紹介

アンビエント音楽に必要な音源とプラグインの紹介

アンビエント音楽には独特な音源やプラグインが不可欠です

まず広がりのあるパッドやストリングス音源は空間を埋めるために使いたいですね

リバーブやディレイなどの空間系のエフェクトプラグインは
音に奥行きを加えるのに役立つでしょう

さらに自然音などを背景に加えることで
聴き手を夢想的な音の景色へといざなうことができます

無料のものからプロフェッショナルなものまで
幅広い選択肢がありますので、まずは試してみることから始めましょう

Cubaseには雨の音や風の音が元々入っていますよ

耳で感じて心地よい音を使ってみましょう

アンビエント音楽は静と動の対比と奥行きのバランスが鍵

音楽を創造する上で基礎となるのは
メロディ、ハーモニー、リズムといった基本的な要素はもちろんのことですが

音色やスペース間、静と動の対比も重要な役割を果たします

奥行きのある作品を創るためには
これらの要素をどう組み合わせてどうバランスを取るかが鍵となりますな

アンビエントにもテクスチャーとレイヤーを使ってみる

テクスチャーとは!音楽における素材の質感のことです。

例えば滑らかなストリングスとざらついたエレクトロニックサウンドとは
それぞれ独特のテクスチャーを持っています

音楽におけるテクスチャーが重要なのはリスナーに深い印象を与えるためです

レイヤーは異なる音を積層することにより音楽に厚みをもたらします。

複数のレイヤーを上手く組み合わせることで
聴き手はより豊かな聴覚体験を得られるのです

音の層を重ねることで奥行きや空間を音で表現できて
感情を豊かに伝えることができるのです

アンビエント音楽におけるメロディとは

アンビエント音楽は環境を構成する音楽として説明しましたがメロディの役割も大切です

メロディは心に残る旋律を提供しますので感情移入のきっかけをるのです

無機質なサウンドスケープの中に繊細なメロディがあることで
音楽に人間味を与え生命をもたらします

アンビエント音楽におけるメロディはしばしば反復されるものが多く
この繰り返しによって深いリラックス体験に導かれるのです

アンビエント音楽な簡単な作曲法として

音楽の作曲には複雑な理論があるかと思いますが
初心者でも簡単にアプローチできる方法があります。

ここでは簡単な手法をいくつかご紹介します

音楽は誰でも楽しむことができる芸術形態であり
少しの知識と工夫でだれでも素敵なメロディを生み出せるのです

ループを利用した作曲法

ループを使った作曲法は非常にシンプルで効果的な方法といえます

よくある質問でループ素材を使って作曲するのは手抜きだとか
ダメなんじゃないのと言われることもありますが気にしないことです

ループ素材は音もいいので使いまくりましょう

まず一つのフレーズを作りそれを繰り返し用いることで
曲の基本的な形ができあがります

繰り返されるループの中には
変化を加えたり別の楽器のフレーズを重ねたりすることで
聴き手に飽きさせない工夫をしましょう

たとえば初めはシンプルなドラムビートから始まり
次第にベースライン、コード、メロディーを追加していくのです

ループを利用すれば
少ない素材からでも動きのある曲を作ることができるでしょう

アンビエント音楽は空間系のエフェクトを使う

エフェクトを加えることによって
音楽に奥行きや空間を演出することができます

リバーブやディレイは最も一般的な空間系エフェクトであり
曲に広がりや深みを加えます

リバーブは音に反響を与えることで
実際に広い空間で演奏されているかのような雰囲気を作り出せます

ディレイは音のエコーを作り時間的な広がりを演出します

エフェクトの設定は慎重に行い過度な使用は曲全体に波及しますので
聞き苦しいものになってしまいますのでバランスが大切です

特定の部分でのみエフェクトを強調させるなど効果的な使い方を心がけましょう

空間系のエフェクトはかけ過ぎ注意ですよ

アンビエント音楽はミニマリズムの作曲法

ミニマリズムとは最小限の素材で最大限の効果を狙う音楽の手法です

シンプルライフの音楽版で作曲版です

音数が少なく単純に作れるので時短にもなりますよ

少ない音数や単純なリズムを用いることで
リスナーの注意を特定の要素に集中させて曲の特定のパターンや変化を際立たせます

繰り返しを基本としながら
微妙な変化を加えることで徐々に曲が進化していくのがこの作曲法の特徴です

ミニマリズムの作曲においては
余計な装飾を省き、その曲の核となるアイディアに焦点を当てることが重要です

シンプルながらも深みがあり
瞑想的な雰囲気を醸し出すことができるでしょう

自然の音を加えると自分だけのサウンドと化す

音の風景すなわちサウンドを自ら創り上げることは
聴く者に独特な体験をもたらします

街のざわめき、自然のささやき、無機質な機械音など
様々な音が日常の中に存在します

これらの音を集めて編み上げることで
聴く者を新しい音の世界へと誘うのです

その自然の音、環境音が合わさって
あなたのオリジナル作品と化すでしょう

フィールド音、自然音の録音を活用してみる

自然音を録音してアンビエント音楽を作ろう

音楽ソフトの中には環境音や自然音が元々入っていますが!

フィールドレコーディングは
屋外で自然の音や都市の騒音などを収録する技術です

まさに完全オリジナルですよね

常に留意すべきは目的の音をクリアに録音するための機材選びと環境にあります
スマホでもOKです

フィールドレコーディングを活用することで
自分だけの音のライブラリーを築けます

また録音した音は加工することで更に独自性を増して
オリジナルの作品創りに役立ちます

超簡単にアンビエント音楽の作曲法の手順の例として

アンビエント音楽を超簡単に作る例を書いてみます

極端な例としては川のせせらぎや雨の音だけで
環境音楽、アンビエント音楽が完成といっていいのですが……

あまりにも極端な話になってしまいますので
超簡単なアンビエント音楽の作曲法の手順として

私の場合の作り方として参考程度で読んでくださいませ

手順1:環境音や自然音を曲の中に入れる

アンビエント音楽の作曲法として小鳥のさえずりを入れてみよう

楽曲の最初から最後までずっと鳴らしてもいいですが
これは好みですね

私の場合は川の流れや竹噴水、雨の音はずっとならしっぱにして
鳥のさえずりはここ一番で鳴らすのが好みです

あなたの好きな環境音や自然音をまずは鳴らしてみましょう

音楽ソフトに入っているループ素材でもOKですし
ご自身で録音した環境音や自然音でもOKです

それっぽくなってきたのではないでしょうか?

手順2:簡単な8小節のメロディを作る

アンビエント音楽の作曲法として簡単なメロディを作ってみる

まずはメインのメロディを8小節作ります
ピアノでもギターでも何でもいいのであなたの好きな楽器でOKです

シンセパットでコードを鳴らすとそれっぽい音になります
たくさんの楽器をレイヤーしてみたりします

最初の8小節は音数を少なめにして静かにしてあとの
8小節は全部の楽器を鳴らして静と動を演出します

なので16小節の曲が完成しました

手順:3コード進行を作って伴奏を奏でよう

アンビエント音楽の作曲法としてコード進行を作って伴奏を奏でよう

メロディが完成したらコード進行を考えましょう

ハ長調で作っていると仮定したら
C、F、G、Amなどのコードを鳴らせは音は外さないのでOKです

慣れてきたらテンションコードと言って7thや11th、13th
などもありますが最初はCとかGとかでもOKです

楽器はシンセパットやピアノ、ギター、ベースなどなど
あなたの好きな楽器でコードを鳴らしてくださいませ

アンビエント音楽のミックスとマスタリング

ミックスとマスタリングは音楽制作の中で大きな役割を占めています

特に多くのトラックが複雑に絡み合う音楽では
これらの工程が作品の品質を大きく左右します

ミックスでは、それぞれの音の位置づけやバランスを調整します
マスタリングでは曲全体の音圧を均一にして
幅広い再生環境での聴感を考慮した最終調整が行われます

アンビエント音楽のミックスのポイント

アンビエント音楽では
空間的な広がりと音の層の豊かさが聴き手を魅了する要素となります

そのためミックスにおけるポイントは
繊細な音の配置とエフェクトの適用で聴く人にとっての聴覚的な空間を創出するのです

ミックスに正解も不正解もないので
あなたの気持ちいい音になるようにミックスするのが正解

例えばですが自然音でも川の流れの音はワイドに鳴らして
鳥のさえずりはここ一番でセンターで鳴らしたりするのもアリですよね

すべてをセンターで鳴らしてしまうと
音が喧嘩してしまいますのでパンニングは大切ですよ

次に大切なのがダイナミクスのコントロールです

音の強弱を適切に扱うことで
音楽の深みが増してより一層環境に溶け込むようなサウンドが表現できます

アンビエント音楽の簡単マスタリング術

マスタリングはクリアでバランスの取れたサウンドを生み出すための最終工程です

ここでの技術として
まずはイコライザーを用いた周波数帯の調整が挙げられます

低域から高域まで、各帯域のバランスを整えることで
曲全体のクリアさを増すことができます

次にコンプレッションを適切に用いることで
音量のピークを抑えつつも、音の密度を高めることができます

最後にリミッターやマキシマイザーの使用によって音圧を高めることも重要です

ミックスの時点で上手くいっていたら!
マスタリングはマキシマイザーで音圧を上げるだけでもOKです

アンビエント音楽なので音圧はそれほど上げなくてもいいと思いますが
YouTubeの規定の音圧くらいに調整しましょう

YouTubeのラウドネスノーマライゼーションは-14LUFS

作品を公開するときの手段として一般的なのがYouTubeですね

YouTubeの音圧レベル「ラウドネスノーマライゼーション」
-14LUFSを目安にマスタリングをしましょう

音楽ジャンルのよっては音圧をかなり上げてマスタリングしてる音楽もあります
EDMとかは-8LUFSくらいまで音圧をぶち上げるそうです

マスタリングをして-10とか-12LUFSになってしまったてもOKです
YouTubeでは自動的に-14LUFSに圧縮されます

逆に音圧が小さい場合はそのまま小さい音圧で
しょぼい音源になってしまいますので
YouTubeでしたら-14LUFS以上の音圧でマスタリングをしましょう

まとめ

いかがでしたでしょうか

今回は!【DTM初心者におすすめ】アンビエント音楽の簡単な作り方
について書いてみました

以前書いたブログで癒しの音楽、瞑想音楽、ヒーリング音楽の
簡単な作り方も解説していますのでこちらもご参照ください

【DTM初心者におすすめ】癒しの音楽の曲の作り方【超簡単】
どうも!音楽制作初心者のma-musi9です! ma 今回は! なぜに私が癒しの音楽を作っているのか について書いてみようと思います 音楽と一言で言っても幅が広いですね ロック、クラッシク、Jポップなど 数えきれないほどの音楽ジャンルが存在...

 

あなたも音楽制作を楽しんでみてはいかがでしょうか